くまちゃん農園流 野菜を上手に育てる6つのポイント
ポイント1 日当たり、風通しの良い場所を選ぼう
多くの野菜は、太陽の光から栄養をつくって成長していきます。
日当たりは野菜の生育になくてはならないものですね。
(みょうが、三つ葉などは半日蔭ですが)
日当たりが十分でないと、茎ばかりがひょろりと伸びる徒長の状態になり、弱
い株になってしまうので注意しましょう。
また、風通しの良い場所を選ぶことで、病害虫が発生しにくくなり、苗を丈夫
に育てることができます。
ポイント2 土つくりを丁寧にしよう
野菜が元気に育つには、根っこがしっかり地中に張れて水や養分を十分吸収で
きる良い土が必要ですね。
良い土とは、水はけ、水持ちが良く、土の酸度が野菜にとって適切な範囲にあり、しっかり栄養も含んでいる土です。
堆肥や肥料は質の良いものを選び、土つくりを丁寧にして、美味しい野菜を作
りましょう。
ポイント3 作りやすい品種を選ぼう
作りやすい野菜ってどんな野菜でしょう?
種売り場に行くと、一つの野菜でもいろいろな品種の種が売られていますね。
そんな時、どんなことに気をつけて選べばいいでしょうか。
くまちゃん農園のおすすめは、耐病性が強く、家庭菜園向けのものを選ぶとい
うことです。
また、ナスなどの連作障害を起こしやすい苗を買う場合は、
病害虫に強い台木に継ぎ木してある、継ぎ木苗を選ぶとよいでしょう。
野菜を育てる最大の喜びは、収穫。そこにたどり着くまでに、なるべく困難を避け、
ゆったりとした気持ちで成長を見守れるよう、品種選びを工夫してみてください。
ポイント4 少量多品目で育てよう
一種類の作物だけ大量にあるより、たくさんの種類の野菜を収穫できた方が食
卓に彩りが出て楽しいですね。
それだけでなく、少量多品目栽培は病害虫の被害を予防する上でも効果的です
同じ野菜を同じ場所で作り続けると病気や生育不良の原因になります。いろい
ろな種類の野菜を畑の中でローテーションして作るようにすると元気な野菜が
育つようになりますよ。
ポイント5 播き時、植え時、タイミングを逃さずに!
野菜が元気に育つには、種まきや植え付けのタイミングがとっても大事です。
夏野菜の苗の植え付けはゴールデンウイークがベスト。それより早いと霜に合
い、それより遅いとよい苗を手に入れるのが難しくなります。
秋冬野菜の植え付けは8月下旬から9月上旬の短い期間が勝負。遅れると気温
が下がり、キャベツや白菜など結球しなくなってしまいます。
心がけて、タイミング良く植え付けましょう。
ポイント6 野菜の成長をこまめにチェックしよう
元気で美味しい野菜を育てるには、それだけこまやかなお世話が必要です。
間引き、追肥、除草、わき芽とり、誘引など、やることはたくさん。
こまめにお世話すると、病害虫の被害などにも早めに気付くことができ、被害
が広がるのを防ぐことができます。
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