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くまちゃん農園と野菜選び


「野菜を作ってみたいけど、どんな種類の野菜があるのかな?」
「野菜の選び方がわからない」
そんなふうに立ち止まってしまうこと、ありますよね。


ここでは、くまちゃん農園の育てている野菜たちを分類別にご紹介。
豊かな家庭菜園の一歩として、野菜選びも楽しんでください。


☆野菜の種類 3種


1. 葉物


葉や茎を食べる野菜です。
こまつな、ホウレンソウ、チンゲンサイなどの青菜類
キャベツ、白菜、レタスなどの結球する青菜類
ブロッコリー、カリフラワーなど、茎やつぼみを食べる野菜。
変わったものでは、玉ねぎ(葉の付け根が地中で大きくなったもの)などあります。


2. 果菜


果実や若いさやを食べる野菜です。花が咲き、だんだんに実の部分が膨らんで大き
くなっていくのを見るのはとても楽しいですね。オクラの黄色い花、ナスの紫色の
花、ピーマンの可憐な白い花など、畑のお花見もいいものですよ。


果菜でおなじみの野菜はイチゴ、スイカ、豆類、夏野菜のトマト、ピーマン、オクラ、ナス、カボチャ、ゴーヤなどたくさんあります。


3. 根菜


土の中で成長した根やイモを食べる野菜です。

大根や人参、ゴボウ、サツマイモなどは根が肥大したもの。ジャガイモ、ショウガ、サトイモなどは地下茎の大きくなったものです。

秋冬に煮物や鍋に入れるなど、身体を温めてくれる嬉しい野菜ですね  


☆野菜を選んだら、品種を選ぼう 
 

ナスを例にとると、関東で良く作られている卵型、関西で人気の長ナス、加熱調理向きの米ナス、漬物用の小ナスや水ナス、珍しい白ナスなど、様々な種類がありますね。
    
まずは、病気に強い、作りやすい品種からチャレンジして、慣れてきたら地場産の品種や、あまりでお目にかからない珍しい品種など選んで育ててみると作る楽しみもますます増えていきますよ。

☆知っていますか?野菜の系統


 野菜には科という分類があります。同じ科に属する野菜は病気や害虫の被害が共通していることも多く、科を知っておけば予防や対処の仕方が分かりやすくなります。

ここでは、代表的な科を紹介していきます。


ナス科

  夏野菜のナス、トマト、ピーマンのほか、ジャガイモもナス科の植物です。熱帯地方原産の野菜が多く、夏の太陽の下で元気に成長します。
  ジャガイモ以外は低温に弱いので、霜の心配がなくなったあとに植え付けると良いでしょう。

連作障害が起こりやすいので、連作を避けたり、ナスなどは接ぎ木苗を買って植え付けると良いですね。


アブラナ科 

コマツナ、キャベツ、ハクサイ、カブ、ダイコンなどはこの仲間です。

花が咲くと十字形をしているのが特徴です。

春まきと秋まきがありますが、品種によって播き時が違うのでよく確かめましょう。

アオムシなどの食害を受けやすいので、植え付け後、すぐに防虫対策が必要です。


ウリ科 

 キュウリ、カボチャ、スイカ、ニガウリなど、真夏の太陽の元、ぐんぐん蔓を伸ばす野菜す。

育てるにはつるを這わせる支柱、ネットなどなどが必要で、地這いにする場合は広いスペースを用意することが必要になります。
 ウリハムシ、アブラムシ、うどんこ病の害を受けやすいので、注意が必要です。


マメ科  

 インゲン、きぬさや、エダマメ、ラッカセイ、エンドウ、ソラマメ、小豆など、マメ科の野菜です。

新鮮なものを調理すると甘さも美味しさもかくべつで、家庭菜園のだいご味をあじわうことができます。

 マメ科の植物の根っこには根粒菌が生息しており、空気中から窒素を吸収して土を肥やします。


アブラムシの害に気を付けましょう。

ユリ科   

ネギ、玉ねぎ、ニラ、ラッキョウ、ニンニクなどが代表で、アリシンという独特な香り成分を持っています。

アリシンは疲労回復効果や抗菌効果を期待できます。また、連作障害の病原菌を減らす効果があります。

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